100%のキセキ





「はあ、はあっ…。疲れた…」


「病人が走って良かったのかね」


「ダメでしょ…」


修太郎くんと私は、結局駅まで走った。


こんなに走ったの、何年ぶりだろう。


もう何年も走ってない私の体は、とても重かった。


でも、一瞬だけ軽くなったの。


きっと、私遅かったよね。


でも、そんな私に修太郎くんはペースを合わせてくれた。


優しい人なんだね。





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