100%のキセキ
修太郎くんは、やっぱりこの街にいるみたいです。
最近、発見率が高い。
「未来からのメールなんだよね?」
「え?うん…」
「じゃあ何でケータイ隠したの?」
竹ちゃんに疑われる。
まあ、あれは怪しすぎたかな…。
「未来ちゃんからだよ」
「本当?」
「本当だよ」
「……本当かよ」
竹ちゃんがため息をつく。
なんか、怖い…。
「本当だよ!」
つい感情的になってしまい、私はさっきのメールを竹ちゃんに見せる。
「………修太郎?」
し、しまった…!