100%のキセキ





ずっと会いたかったの。


その声も、笑顔も、手も、変わらない。


私の知ってる修太郎くん。


気付いたんだよ、胸が高鳴る理由。


「修太郎ぐん…私、好きだっだあああ」


うまく喋れないのは、涙のせい。


「なんだ…そっか」


修太郎くんはそう呟いて、私を抱きしめた。


「なんでぇ…いなくなっちゃったの…?」


「……うん、ごめん」


修太郎くんから鼻水をすする音が聞こえた。


泣いてる…?





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