100%のキセキ





修太郎くんは顔をあげる。


「で、家に来る奴もいたから、そしたら春に追っ払ってもらったんだ」


私も追っ払われました。


「でも、名前を聞けって言ったんだ。瑠衣だったら家に呼べって言ったのにこいつは…」


「あーすいませんね」


春くんは苦笑いしながら目線をそらす。


「名前忘れてたんだよ」


で、春くんから私の名前を聞いて慌てて追ってきた、ってことですか。





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