100%のキセキ





「…ちゃんと幸ちゃんと話してきて!」


そう言われ背中を押された私は、竹ちゃんの前に突き出された。


「………瑠衣?」


嫌な顔をせずに、迎えてくれた竹ちゃんに、少しホッとする。


「竹ちゃん、ちょっと話さない…?」


「うん。俺も話したいことある」


ニコッと笑うその笑顔を見ると、泣きそうになる。


でもそれをグッとこらえた。





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