100%のキセキ





懐かしい。


あの頃に戻ったみたい。


「ぶふっ、ふふふふ」


私はその場にしゃがみこむ。


やっぱり、笑いは堪えられません。


「え?え?」


修太郎くんは何が何だか分かってない様子。


でもチラッとミルクティーを見ると、ハッとした顔をする。


「………瑠衣?」


「あはっ、ははは…っ。……気付くの遅いよ」


涙が出てきた。


涙も堪えられません。





< 98 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop