100%のキセキ
もう一度会えたら、驚かすってずっと決めてた。
でも、もう一度会えたら…って、いつ?
ずっとそう思ってた。
やっと…やっと会えたんだ…。
言うのは今しかない。
「修太郎くん、好き」
100%、君を好きになる確率なんてなかった。
だから、100%君を好きにならない確率もなかった。
それなら、どうして私たちの出会いは100%のキセキなの?
そんなの誰にも分からない。
目の前で顔を赤くしてる言い出しっぺの修太郎くんさえも、ね。