100%のキセキ





もう一度会えたら、驚かすってずっと決めてた。


でも、もう一度会えたら…って、いつ?


ずっとそう思ってた。


やっと…やっと会えたんだ…。


言うのは今しかない。


「修太郎くん、好き」


100%、君を好きになる確率なんてなかった。


だから、100%君を好きにならない確率もなかった。


それなら、どうして私たちの出会いは100%のキセキなの?


そんなの誰にも分からない。


目の前で顔を赤くしてる言い出しっぺの修太郎くんさえも、ね。





< 99 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop