F組探究部
人ごみをかきわけて進むひったくり犯の後を数メートル離れた所で走っているF組。
後ろから見て浅井は走りすぎて苦しそうだった。
ひったくり犯は細い道に入りそのあとをF組が追いかけて入って行った。
しかし細い道は行き止まりで犯人を追い詰めた。
鈴「さぁ〜菰を離そうかぁ〜」
犯「っ…ち、近づくなっ!!!」
ひったくり犯はポケットから果物ナイフを取出し浅井の首もとに近付けた。
その行動を見て皆息を飲んだ。
浅「っ!!?」
犯「こいつが殺されたくなければ道をあけろっ!!」
「「!!?」」
折「ここはおとなしく従おう…、」
優「ここまで来てか!!」
藤「大丈夫、なんとかなる。」
仕方なく道を開ける、しかしここで諦めたら浅井がまた連れてかれる。
でもここで動いたら…という究極の選択を強いられたF組メンバー考えているうちにひったくり犯がF組の中を抜ける。
ひったくり犯は抜けた後もこちらを向いて警戒しているのであろう後ろ向きで歩いている。
しかしこれがひったくり犯の命運を左右する事になる。
岸「俺の生徒を…」
犯「へっ?」
岸「離しやがれっ!!!」