F組探究部






−翌日−






校長先生に呼び出しを食らったF組。
皆で校長室へ向かう。
その途中の生徒の視線が痛かった。
校長室に入ってから校長先生の笑顔が恐かった。
皆椅子の上で正座をしていた。
いや、目がそう語っていた。




校「ふふふっまた何かやらかしたねぇ〜」
「「すいませんでした…、」」



まだ何も言われてないのになぜかに謝る。
とにかく謝ればなんとかなると思ってる学生達。




校「なんでも謝れば済むと思ったら大間違いよぉ〜おほほほっ」
「「Σギクッ!!」」




手の内読まれている学生達…、
さすが生きてる時間が違うだけある。
年の功というやつだ。




校「でも…、」
「「でも?」」
校「緒方さんから電話があってとても感謝していると来たぞ。依頼よく頑張ったな!!だけど…」
「「だけど?」」
校「軽く警察沙汰起こしそうになったから反省文4枚なっ♪」
「「えぇ〜」」
校「何!?もう2枚欲しいって?」
「「4枚で結構です」」




今回は反省文4枚でチャラになるらしい。
前より増えているが仕方ない…、




反省文の紙を持ちながら教室へ戻る。
夏が近づく空は青々としていた。





浅「(あの家族が幸せだったらいいな…)」




青い空に思いを込めながら....。






−おまけ−
鈴「また反省文…、」
優「俺ら好きだな反省文ww」
和「反省文好きな人なんていないと思うよ…、」
森「その割に慣れない反省文ww」
藤「慣れちゃいけないと思うぜ…、」
千「でも慣れれば簡単だろうな」
杉「慣れるまで反省文書く?」
折「そんなスキルいらないな…、」
浅「うん;」





< 148 / 241 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop