F組探究部
しかしそれを破った人物がいた。
それは優木だった。
あろうことか優木は杉崎に水を当てたのだ。
そんでもって「やーい当たった当たった♪」と喜んでいる優木。
杉崎はゆっくりと近くにあった水鉄砲を手にする。
そして引き金を引いた。
杉崎が発射した水は優木の顔面に直撃した。
優「べふっ!おまっ杉崎顔面は…」
杉「死ねっ!!」
2人の一対一の戦いはお互い譲らない。
そんな彼らを見て深いため息をついた折原はプールサイドに腰を下ろした。
その隣に千葉もいくらを抱え座った。
折「あいつら収拾つかなくなるぞ、」
千「まぁ良いんじゃないか?楽しいし、」
折「はぁ〜…、」
またため息をつき頭を抱える。
そんな2人の前に森谷が水鉄砲とバケツを持って立っていた。
嫌な予感がした…、
森谷はバケツの水を2人にかけた。
ずぶ濡れの2人いくらはすでに千葉の手のかなから逃げていた。
森「無傷では帰さないぜぇ〜」
折「森谷お前」
千「あははっ確かになww」
2人はびしょびしょになりながら水鉄砲を持つ。
千「俺達も行きますかww」
折「仕返しにっ」
浅井と和島と草川はそんな様子を眺めていた。
なんだか大変な事になったもんだ。
そんな中和島に近づく影あり。
藤「隙あり!!」
和「わあっ」
和島のメガネを取る。
するとさっきまで温厚だった和島の様子がみるみるうちに変わる。
水鉄砲を持ち藤本へ向ける。
和「このオレ様に勝負を挑むなんて無謀なやつだな。」
藤「へっへっへ、俺の双銃交わせるかっ!!」
華麗な銃さばき(?)を見せる藤本とそれを避ける聖様。
なかなかいい戦いだ。
和「そういやお前、昔からシューティングうまかったな」
藤「まだ衰えていないぜっ」