F組探究部
岸「いい加減にしろっ!!」
「「ぐほっ」」
今までくすぐられていた岸太が森谷と藤本にグーパンチを決めた。
倒れている2人をプールに突き落とす。
そして乱れた服を直した。
岸「はぁはぁ…、」
浅「お疲れ様です。」
千「お疲れ様」
岸「あぁ…、」
疲れている岸太に声をかける。
床にどかっと座りため息をついた。
プールを見ると皆未だに騒いでいる。
折原がプールから出てくるのが見えた。
制服もびしょ濡れで少し絞っていた。
折「はぁ〜、すげぇ濡れてるし…、」
千「ドンマイb(・∇・●)」
折「その笑顔すげぇムカつく、抱きついてやろうか?」
千「ごめんなさい…、」
さすがにもう濡れたくないのだろう。
すぐさま謝る千葉。
隣で見ていた和島が苦笑する。
だんだん日が傾き始めそろそろ引き上げようと岸太がプールで遊んでる人達に声をかける。
ぞろぞろと上がって来る皆はびしょ濡れだった。
鈴「パンツまで濡れたぜww」
風「そんなドヤ顔で言うなっ!!」
ワイワイしながら制服を絞る。
すると森谷が声を上げた。
そして岸太の方を向いた。
岸太はネクタイを付けながら森谷を見た。
岸「何だよ?」
森「先生、ジュースおごって」
岸「ふざけんな…」
きっぱり断られたがその他の人達が食い付いた。
奢れコールを言い始めた。
実際蝉の声よりうるさい。
岸「ああっうっせぇ!!わかったよ1人100円までなっ!!」
藤「マジでっ!!」
「「ありがとう゚。+゚*。」」
岸「ちょっお前ら押すなっ!!」
バシャンッ!!!!
皆一斉に岸太に抱きついてそのまま仲良くプールに落ちた。
もう笑うしかない。
またしても浅井はセーラー(夏服)なので大変な事になり岸太からパーカーを借りた。
浅「先生、洗って返します。」
岸「あぁ、」
鈴「ずりぃせんせ、」
草「また同じこと言ってるけど…」
夕方の学校にびしょ濡れの軍団が歩く。
その後ろに校長の姿があった。
校長は探究部の姿を見ると持っていたカメラを構えた。
海「ハイッチーズ!!」
カシャッ!!!
写真には夕日に照らされる皆の笑顔が写った、