F組探究部
翌日、
生憎の雨で自転車で行けず健康思考で歩いて行こうと思った浅井は傘を握りしめた。
あの後保健室から出てきた皆疲れていた(保健医の上菊以外)。
岸太もちゃんと治療してもらったらしいし終わりよければなんとやらだ。
昨日の事を思い出したながら家のドアを開けると見覚えのある車が一台止まっていた。
嫌な予感…、
河「おはよう、」
雨「おはようございます。浅井様」
浅「お、おはようございます…、」
車の窓が開いたと思うと河合と雨隣が乗っていた。
予感が的中して最後の方の語尾が小さくなる。
車に乗るように言われ渋々乗り込む。
雨隣はご丁寧に車の扉を開けてくれた。