F組探究部




鈴「行っくぞぉ真砂パス!!」
真「うっす!折原先輩行きますっ!!」
折「ナイスパス、杉崎シュート!!」
杉「行くよっ」




ボールはキーパーを横切りネットに入った。
今はサッカー部の練習を手伝っている。
真砂がいることによりピッタリの人数でできるようになった。浅井は応援中。




浅「皆頑張れっ!!」
岸「何だあいつら青春してるなぁ」
浅「あっ先生、先生も応援しましょう。」
岸「俺は見てるだけでいい。だるい」




先生がだるいとか言っていいものなのか?それはさておき岸太を見た森谷がニヤリと笑った。
そして急に座り込む。




森「あー痛たた、足を挫いた(棒読み)」




その演技を見た鈴神もまたニヤリと笑った。
この2人が手を組むと良いことはない。




鈴「それは困ったなぁ、人数がピッタリなのに(棒読み)」
森「あっあんな所に先生がっ僕の変わりに出てもらおう(棒読み)」
鈴「それはいい考えだ(棒読み)」
岸「ふざけんなっそんな英語の教科書みたいな話あるかっ!この悪魔コンビ!!」




ニヤニヤしながら見てくる2人に怒鳴る岸太。
しかしまだ演技を続けている2人。
そんな様子を見て皆爆笑する。
通称悪魔コンビに引きずられるように連行されて行く岸太を見て浅井もクスリと笑った。

あの先生も何だかんだ優しいから結局出るのだろうと思うとよけいに可笑しくなった。




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