負けないで
 事実を話したあとに、あたしは言った。
「明日1番早く来ます」

「何時?」と先輩。
「7時20分です。」とあたし。
あたしの学校は7時15分開門なんだけど、各部屋の開く時間もあるから7時20分ぐらいに教室が開く。

 「そっか、がんばって」と先輩。
「はい」てあたし。

 この先輩の魅力は優しいこと。
包み込んでくれる優しさがある。
なんて素敵なんだろって本当に思った。

 もし、この先輩にあってなかったらあたしきっと次の日休んでた。
それぐらいにショッキングな出来事だったから。
でも、この先輩は笑顔とか包容力であたしの心を勇気づけてくれた。
本当に感謝してます。
< 11 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop