忍びの花魅
基本設定
主な登場人物
●桜太夫(葵/京華)
吉原の老舗『御影屋』の太夫。17歳。花魅のトップであるが、これはあくまで表の顔であり 実は忍び(忍者名は『葵』)。10歳の時、任務のために甲賀の里から送り込まれた。金だけでは動かない上、有力な情報を持っていそうな客としか遊ばない。
●弥七
表向きは吉原に出入りする薬売りなのだが、実は密通者。里長の指示で桜太夫と(甲賀者が仕える)上様との間を結ぶ。葵とは同郷の幼なじみで、ひそかに好意を寄せている。
◎椿/楓
桜太夫に仕える二人の遊女見習い。椿:11歳、楓:10歳。禿(かむろ)と呼ばれる少女達である。椿は8歳、楓は7歳の時にそれぞれ吉原へ売られた。桜太夫のことを、本当の姉のように慕っている。
◎御影屋の亭主
桜太夫たちの世話をする、店の主人。忍び達の動きには一切気づいていないが、桜太夫のことは新造(禿の年齢を過ぎてから売られた遊女見習い)の時から気にかけている。
◎菊屋 彦五郎
祇園一の名店【菊屋】を営む主人で、吉原へもよく遊びに来る。桜太夫を座敷に呼ぶことの出来る、数少ない客の一人。ある日桜太夫に厄介な誘い話を持ってくるが…。
◎お母さん
祇園の置屋の女将(置屋の女将は舞妓たちを育てる寮母のような存在。)桜太夫の置屋にいる女将は、たいそう優しい。
◎京子/小春
京華たちがお世話になっている置屋の先輩舞妓。
◎春照
小春たちと同じく置屋の先輩だが、彼女はすでに芸姑。最年長のしっかり者で、置屋のみんなをせっせとしつけている。頼れる姐さん。
●里長
甲賀の長老。若い頃から『上様』に仕えている。
●『上様』
根っからの戦国武将で、江戸時代も中期にさしかかっているというのに、未だに 「いつか徳川は倒せる」と本気で思い込んでいる。
吉原の老舗『御影屋』の太夫。17歳。花魅のトップであるが、これはあくまで表の顔であり 実は忍び(忍者名は『葵』)。10歳の時、任務のために甲賀の里から送り込まれた。金だけでは動かない上、有力な情報を持っていそうな客としか遊ばない。
●弥七
表向きは吉原に出入りする薬売りなのだが、実は密通者。里長の指示で桜太夫と(甲賀者が仕える)上様との間を結ぶ。葵とは同郷の幼なじみで、ひそかに好意を寄せている。
◎椿/楓
桜太夫に仕える二人の遊女見習い。椿:11歳、楓:10歳。禿(かむろ)と呼ばれる少女達である。椿は8歳、楓は7歳の時にそれぞれ吉原へ売られた。桜太夫のことを、本当の姉のように慕っている。
◎御影屋の亭主
桜太夫たちの世話をする、店の主人。忍び達の動きには一切気づいていないが、桜太夫のことは新造(禿の年齢を過ぎてから売られた遊女見習い)の時から気にかけている。
◎菊屋 彦五郎
祇園一の名店【菊屋】を営む主人で、吉原へもよく遊びに来る。桜太夫を座敷に呼ぶことの出来る、数少ない客の一人。ある日桜太夫に厄介な誘い話を持ってくるが…。
◎お母さん
祇園の置屋の女将(置屋の女将は舞妓たちを育てる寮母のような存在。)桜太夫の置屋にいる女将は、たいそう優しい。
◎京子/小春
京華たちがお世話になっている置屋の先輩舞妓。
◎春照
小春たちと同じく置屋の先輩だが、彼女はすでに芸姑。最年長のしっかり者で、置屋のみんなをせっせとしつけている。頼れる姐さん。
●里長
甲賀の長老。若い頃から『上様』に仕えている。
●『上様』
根っからの戦国武将で、江戸時代も中期にさしかかっているというのに、未だに 「いつか徳川は倒せる」と本気で思い込んでいる。