トライアングル×3―秘密の三角関係―


それから明け方まで口論続き、いつの間にかあたしたちは寝ていたみたいで。


あたしが先に目を覚まして二人の姿を確認すると、二人が同時に起きたようだ。


悠が突然、思い出したように言った。


「あ?今日学校だったな…」

「え??あーー!!!もうこんな時間!遅刻しちゃう!」

「理佐はマジメだなぁ…」


亮介はサボり魔だからね…


あたしは急いで準備しようと布団を出ていつもの感覚で着替えをしようとしてしまった。

2人の視線を感じて手をおろす。


「ふっ二人ともしばらく見ちゃダメッ!!!!」


< 112 / 243 >

この作品をシェア

pagetop