トライアングル×3―秘密の三角関係―
「伊吹さん!一人っすか?」

「亮介~!嬉しいなぁ。声かけてくれるなんて!!」

「・・・・・」

「あ。照れ?かーわい!一緒に帰る?」

「あ、はぃ」



そして当たり障りのない会話をしばらく続けた。


「んじゃ!うちそこだから」

伊吹さんが笑顔で指差した。

「あ~…ハイ」


そして背を向け家へと伊吹さんが足を運んだとき―――
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