トライアングル×3―秘密の三角関係―
中庭にいくと、伊吹さんが既に待っていた。

「あ!こっちこっち!!」

中でも人がいない場所に伊吹さんはいた。


「あ、こんにちは…」

あたしはなんだか違和感…


「お弁当?」
「いえ…今日は…」

亮介が朝までいたから…

「そっか!まぁ座って座って!!」

あたしは言われた通り座った。


「ねね、友達ってことで、敬語とかいいからね!」
「と、友達?!い…いや敬語とかは…」


伊吹さんは相変わらず屈託のない笑顔をあたしに向けてた。
< 165 / 243 >

この作品をシェア

pagetop