トライアングル×3―秘密の三角関係―
第5章 それぞれの理由
1.プロポーズ
あたしは昼休みの亮介のこと、
今の悠のこと、
そのことだけが頭から離れず、教室へ鞄をとりに向かっていた。
そして、あたしの教室には…
「だぁから!なんで理佐んとこくるんだよ!!」
「だって友達になったも~ん」
亮介と伊吹さんがいた。
「っとに…伊吹は…はっ…かわんねぇな!」
亮介が笑う。
「亮介は変わったね…」
伊吹さんはあたしの机に手をおいてそう言った。
「私のことも…マジだったと思ってる。だけど…」
亮介があたしの鞄を掴んで伊吹さんにまっすぐ向き合った。
「…こいつは…なんか…比べられねぇんだ。ほんと、なんでかわかんねぇけど…」
今の悠のこと、
そのことだけが頭から離れず、教室へ鞄をとりに向かっていた。
そして、あたしの教室には…
「だぁから!なんで理佐んとこくるんだよ!!」
「だって友達になったも~ん」
亮介と伊吹さんがいた。
「っとに…伊吹は…はっ…かわんねぇな!」
亮介が笑う。
「亮介は変わったね…」
伊吹さんはあたしの机に手をおいてそう言った。
「私のことも…マジだったと思ってる。だけど…」
亮介があたしの鞄を掴んで伊吹さんにまっすぐ向き合った。
「…こいつは…なんか…比べられねぇんだ。ほんと、なんでかわかんねぇけど…」