トライアングル×3―秘密の三角関係―
*
あたしが屋上に行くと既に村上くんがいた。
「おせーよ」
「ご、ごめんなさい」
「ひとつ教えとこうと思ってよ」
「?」
「昨日のあれは…本気だぞ。だから俺学校くるからな。」
村上くんはニヤっと不敵の笑みを浮かべる。
メガネをしていたけどその奥の目は紛れもなく昨日と同一人物だ。
「なっ…」
私はその強引で俺様な村上くんの言うことに顔が赤らむ。
「覚悟しろよ、理佐。俺を本気にさせたんだから。」
「あたしはっ…なんにもしてなっ…」
村上くんはその顔を隠すようなメガネを外し、あたしの身長に合わせ顔を近づけてくる。
そして再びあたしは村上くんに唇を覆われた。
村上くんは本気と言うだけあってキスをやめない。
「ん……」
ど、どうしてまたこんな?!
ジャリ…
混乱しているあたしはその足音に気がつかなかった。
気がついたのは村上くん。
「…誰だ!!?」
村上くんがあたしから離れて、音の聞こえた方へそう叫んだ。
あたしが屋上に行くと既に村上くんがいた。
「おせーよ」
「ご、ごめんなさい」
「ひとつ教えとこうと思ってよ」
「?」
「昨日のあれは…本気だぞ。だから俺学校くるからな。」
村上くんはニヤっと不敵の笑みを浮かべる。
メガネをしていたけどその奥の目は紛れもなく昨日と同一人物だ。
「なっ…」
私はその強引で俺様な村上くんの言うことに顔が赤らむ。
「覚悟しろよ、理佐。俺を本気にさせたんだから。」
「あたしはっ…なんにもしてなっ…」
村上くんはその顔を隠すようなメガネを外し、あたしの身長に合わせ顔を近づけてくる。
そして再びあたしは村上くんに唇を覆われた。
村上くんは本気と言うだけあってキスをやめない。
「ん……」
ど、どうしてまたこんな?!
ジャリ…
混乱しているあたしはその足音に気がつかなかった。
気がついたのは村上くん。
「…誰だ!!?」
村上くんがあたしから離れて、音の聞こえた方へそう叫んだ。