トライアングル×3―秘密の三角関係―
3.2人の男の子
あたしは今、屋上に新田くんという人といる。
『新田ぁ!!!!覚悟しとけよ!!』
「はいはい!じゃ!」
『ちょ…』
ピッ。
一方的に通話を切った新田くんは、あたしに携帯を返してきた。
それをあたしは受け取って戻ろうとした。
「理佐!」
反射で振り向くと、新田くんが満面の笑みでブイサインをしていた。
「オレ、村上よりいい男な自信あるぜ!」
「もう…新田くんも村上くんも、二人してあたしをからかわないで!!」
「理佐。オレのこと亮介って呼んで!」
あたしは彼が急に雰囲気が人懐っこく変わった気がした。
『新田ぁ!!!!覚悟しとけよ!!』
「はいはい!じゃ!」
『ちょ…』
ピッ。
一方的に通話を切った新田くんは、あたしに携帯を返してきた。
それをあたしは受け取って戻ろうとした。
「理佐!」
反射で振り向くと、新田くんが満面の笑みでブイサインをしていた。
「オレ、村上よりいい男な自信あるぜ!」
「もう…新田くんも村上くんも、二人してあたしをからかわないで!!」
「理佐。オレのこと亮介って呼んで!」
あたしは彼が急に雰囲気が人懐っこく変わった気がした。