トライアングル×3―秘密の三角関係―
*
翌朝
静かな教室。
そこにはあたししかいなかった。
なぜなら昨晩、『早朝にこい』と連絡がきたから。
「理~佐~・・・!」
数分後にやってきた悠が明らかに不機嫌な様子で近づいてきた。
あたしは怯えて窓側へ後ずさる。
「昨日あの新田ってやつに…なんかされたんじゃないのか!!?」
あたしはカーテンをぎゅっと握りしめ、小さくうなずく。
「なんだよ。何された??!」
「き…キス…」
それを聞いた悠は無表情であたしに近づく。
そしてゆっくりあたしの髪をとかすように触りながら、
「他は?…どこ触られたの?髪?…顔?手?」
「か…顔と唇…だけ…」
そういうと悠はあたしの唇に指をおいた。
「…マジムカつく」
翌朝
静かな教室。
そこにはあたししかいなかった。
なぜなら昨晩、『早朝にこい』と連絡がきたから。
「理~佐~・・・!」
数分後にやってきた悠が明らかに不機嫌な様子で近づいてきた。
あたしは怯えて窓側へ後ずさる。
「昨日あの新田ってやつに…なんかされたんじゃないのか!!?」
あたしはカーテンをぎゅっと握りしめ、小さくうなずく。
「なんだよ。何された??!」
「き…キス…」
それを聞いた悠は無表情であたしに近づく。
そしてゆっくりあたしの髪をとかすように触りながら、
「他は?…どこ触られたの?髪?…顔?手?」
「か…顔と唇…だけ…」
そういうと悠はあたしの唇に指をおいた。
「…マジムカつく」