トライアングル×3―秘密の三角関係―
その言葉のあと間髪いれずに悠があたしの唇を覆った。


それはこの前よりも強引なキス。


「理佐・・・」


悠はあたしをカーテンの中へ入れた。
そして次に唇を耳元に近づけると艶っぽく囁いた。


「理佐は誰にもやんねーからな」
「なっ…にを急に…!!!!」


真っ赤な顔をして悠を見上げた。


「…そういう顔がそそるんだよ」


あたしは悠にぎゅうっと抱き締められた。

身長差があるからあたしは悠の中にすっぽり入る。


< 32 / 243 >

この作品をシェア

pagetop