トライアングル×3―秘密の三角関係―
「あ…人違いでした…」

そう言ってすぐに立ち去ろうとしたら腕を捕まれた。


「三浦サン」


掴んだ手をふと見た。

これ···あたしが村上くんにあげた絆創膏???


「むっ…村上くん…??」


カシャン…

あたしは彼に柵に追い詰められる。


「俺の秘密…知っちゃったね?」


手で逃げ道を塞がれる。


「口止め」


そういうとゆっくりと村上くんの顔が近づいてきて、唇と唇が触れるまで数センチ…


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