トライアングル×3―秘密の三角関係―
男が電話をしてすぐに数人の男たちが集まった。


「ばれない程度に商売道具、やっちゃってくれ。」

商売…道具…悠だ!!

悠が危ない…!!



ガラガラガラ…


その時重い扉が開かれた。
逆光で顔が見えないけど、同じ背格好の2人。



「「理佐はどこだ」」


「ふ、2人とも…!!」


あたしは嬉しさと安心、そして恐怖心が交わった。


「きちゃだめ!!」


奥から5~6人の男たちが出てきた。

あの男は···?

もう…いない。


「ん?」
「有名人が相手って聞いてたけど…」
「どっちだ?」
「まぁ、どっちもやればいいんじゃねぇか?」
「だな。」


そしてもう一人はあたしの横に来た。


「あんたは黙ってなよ?」


あたしの顎をひき、顔を近づけそう脅す。

< 75 / 243 >

この作品をシェア

pagetop