夜の恋してみませんか

私達の様子を影で見ていた勇二さんが、とびっきりな笑顔でお茶を出してくれた。


凛が納得してくれるか私にも分からない。


けど、出来るだけのことはしてあげたい。


千絵が願ってるように、三人で仲良くしていたい。



凛、お願いだから千絵の気持ちも分かってあげて?


そんな私の願いも、千絵の願いも凛には届かなかった。




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