パーフェクトキング~俺様なヒーロー~



「ほら、早く」



「ひ…ひか……」




え、何これ…超恥ずかしい…!



「む…無理……」



少し不機嫌になった先輩は、あたしを…

押し倒し…た…。


背中には冷たい床の感触。

見上げる先輩の後ろには青空。



「せ、んぱ…」



「早く呼ばないと…キス、しちゃうよ」




そんな甘い言葉を発する先輩の口は、妖艶に弧を描いている。



息がかかるほどの近さの顔に、恥ずかしさは増すばっかり。



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