パーフェクトキング~俺様なヒーロー~
「や、篠原の話ばっかりっていうのは誤解っつーか…気にしないで!」
慌てる南波くん。
でも、それってあたしといて楽しいって思ってくれてるって事だよね?
すごい嬉しい事じゃん?
「唯衣」
今まで黙ってた先輩が、急に口を開いた。
「…もう食い終わっただろ、行くぞ」
あれ、なんか怒ってる…?
「あ、ちょっと待って…南波くんバイバイ!」
不機嫌そうに出て行く先輩を急いで追いかけた。