ミルキーはあなたの味<短編>
私は先輩の練習中をずっと見てたりなんてしない。



大好きで、ずっとずっと見ていたいけど、野球部の練習の声を遠くに聞いているのも好きだった。



先輩が近くにいるって思えるだけで満足だった。




その日私と真菜は、学校にいた。



いよいよ明日で甲子園が終わる。 




決勝が終われば、勝敗の結果に関係なく、先輩は違う道を進んでいく。





私は思い立って、先輩のクラスである、3-1組に行く事にした。





真菜には先に帰ってもらい、一人で行く事にした。






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