ミルキーはあなたの味<短編>
え・・・・・・えーーーーーーーーーー!!!!!!!!!


また意識を失いかけた。



「夏~哲先輩だよ! 分かる?」



私はうん、と言う代わりに何度も何度も頷いた。




「先輩・・・・なんで?」




「いやぁ、俺のせいで倒れた子が居るって監督から聞いてさぁ・・・」



「た、倒れたぁ??」



「そうだよ夏! 先輩が打ったボールを取ろうとしたバカな連中がぶつかってきて、夏気失っちゃったんだよ!」



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