ミルキーはあなたの味<短編>

キスの味

やっと二人になれた。



あの後先輩はインタビューやらなんやらで、しばらく拘束されていた。



仕方ないよね。



先輩は人気者。



私たちは学校の近くの公園にいた。



夕方なのにまだ明るい。



私が真っ先にしたかった事は、先輩におめでとうと、お疲れ様を言う事。




先輩は喜んで私の言葉を受け取ってくれた。









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