ミルキーはあなたの味<短編>
先輩は、忘れてた!っといって、私に学校へ行こうって誘った。


自然に繋がれた手に全身の神経を集中させたまま連れて行かれたのは先輩のクラス。


教室に入った私は、感極まって泣いてしまった。



その光景はいつまでも私の頭の中に残り続けるであろう。




白のチョークで、夏、ピンクのチョークで、大好き


って書かれた黒板を。



「今日甲子園球場に向かう前にここ来て書いたんだ」


と、自慢げに言う先輩。



かわいい。





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