【続】新撰組と2人の少女
「じゃ…紗のばあちゃんに相談してみなよ。」
え、おばあちゃん?
「なんで?」
「だって紗のばあちゃん、恋愛のプロみたいなもんじゃん。」
れ、恋愛のプロ。
「ばあちゃんに相談してみたら、紗の悩みもなんとかなるかもよ?」
あたしの悩みが?
意味わかんないけど…。
「分かった。」
あたしは、休みが終わると同時に学園へ帰った。
そして、おばあちゃんがいるであろう学園長室へ向かった。