輝きを失うまで…

「えー。今日は転校生を紹介する」
そう、担任がみんなに言った。
あたしが、教室にはいるとあたりはシーンとしていた。
あたしが、ブスだからかな…?

「えっと、佐藤真優です。よろしくお願いします」
簡単に挨拶をすまし、自分の席へ座った。

あたしの左隣の席の男子のは寝ていた。
窓側の1番後ろ。なんて特等席なんだろう…
いいなー
それに、とってもカッコいい…
そう思いながらずっと見ていると

「そんなに見られると寝れない。」
いきなり、その男の子が喋った。
< 6 / 85 >

この作品をシェア

pagetop