輝きを失うまで…

次の日、久しぶりに学校へ行った。
あたりまえだけど、朝聞こえる優しい“真優“って声はなかった…。

龍也どこにいるんだろう…?
そう思っていたら…。

「龍也くん、登校したよ!」
「怖くなったよね」
「やばっ。道開けろ。怒られるぞ!」
「彼女も最低だよねー。」

ヒソヒソといろいろな声が聞こえた。
やっぱり、龍也は変わってしまってる。
あたしが離れてからの少しの時間で…。
< 62 / 85 >

この作品をシェア

pagetop