輝きを失うまで…

「あのね、最近すごく頭が痛むし…。思いんだ。なんだか、ダルさもあるし。もう、長くないと思う…」

「えっ…?」
すこし、驚いた様子の翔くん。

「でね、これを渡して欲しいの…。あたしが死んだらだけど…」
そういい、1通の手紙を渡した。

「…俺にはできない」
静かに手紙を見つめそういった。
「お願い!翔くんにしか頼めないの!」

そういうと、少し困った様子で引き受けてくれた。
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