今日からシンデレラガール!


「・・・翔平?」





その間翔平はなにも話さなかった。





ただぼーっと私の顔を静かに見つめて私の頭にポン、と手を乗せた。





「あのさー・・・前にも言ったんだけどよ」





翔平はまだ結んでない私の髪をなでて苦笑をしながら言う。





「なんで起こすときに毎回俺の上に乗ってくるかなぁ?」




「重たい?」




「いや、軽すぎ」




「じゃあ、いいじゃん」






翔平の上にまたがった状態で会話。




< 4 / 168 >

この作品をシェア

pagetop