今日からシンデレラガール!


「分かってますよ、何回も言われましたから大丈夫ですって。お久しぶりです、小川先輩。最近、生徒会をサボっているので会長が怒ってますよ?」






またクスッと更科くんは笑った。






・・っていうか、更科くんってすっごい美声!







「え・・・まじで?うわー・・・やっべ」






頭を抱える翔平の隣で雨宮くんは携帯を触っていた。






・・・もう怒ってなかったりして。







すると急に雨宮くんが目を見開いた。






「げっ・・・」






そう言った瞬間、雨宮くんが後ろを振り返った。






「・・・姉ちゃん」







雨宮くんの後ろには背の高い女の人が立っていた。






・・・え、この人いつからいたの!?
< 81 / 168 >

この作品をシェア

pagetop