素直じゃないあたしを温めて

「うち、狭いけど、別に連れてきて良いよ?たぶん千奈と晴季も喜ぶだろうし。あたしも見たいなぁ、美砂の彼氏」


「ちょっとお姉ちゃん!!」



顔を真っ赤にする

美砂が可愛い。


そっかぁ……

もう彼氏とか作るような年頃か。



あたしは……

彼氏なんて出来たこと無いけど。


というか、作ろうとも思わない。



「おねーちゃんおはよぉ」


千奈と晴季が起きてきて、

あたしの隣にちょこんと座って来た。


「おはよ」

あたしは二人の頭を撫でた。
< 48 / 440 >

この作品をシェア

pagetop