R〇B〇T…?


ドサッ…



ユカの驚いたような表情を最後に、俺の視線はみるみる地面に近づいていき、地面へとまっ逆さまに落ちていった。


「いってぇ……」


(気から落ちるなんて小1以来だぞ……)
(……かっこ悪すぎる)



おでこと鼻をさすりながらあまりの恥ずかしさに体中沸騰したように熱くなった。




「ハルト様!大丈夫ですか!?」



慌てて駆け寄ってくるユカの声は真剣そのもので、よほど心配をしているようだった。

地面に打った場所をのぞき込むように顔が近づく。



(……っうわ、近い)



心臓が強かくく胸をうち、熱が顔に集中していく。



「こ、このくらい……大したことねえよ」



格好がつかないことに恥ずかしさを隠せず顔を背ける。


(……あんな事で落ちるなんて…なに動揺してるんだ。格好悪い)











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