私の恋
『えーっ、なんで言ってくれなかったの?』


「まぁ、いつも勉強では弥生に
負けてばっかだから受験頑張って
弥生にバカにされないようにって感じ?!」


闘次はドヤ顔で私に言った。

闘次って昔から私より頭いいと思ってた。
何をするときでもスラスラとやっていくし…
でも、確かに闘次の成績なんて聞いたことないし 争ったこともないなぁ



「闘次全然勉強してなかったじゃない?したっていったら受験一週間前じゃないの?」


おばさんは怪しげな顔で言った。


「バレたか」


はっ?
なにが本当か分からないよ!

『はっきりしてよ!』
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