私の恋
「相変わらずのお寝坊さんだな
俺が起こしに行ってやろうか?」


『別にいいし。自分で起きるって決めたんだから、
てか、なんであんたと一緒に行くことになってんの?』



私は昨日の喧嘩は忘れ、桜が散る中、
闘次と歩いて登校していた。


「別にいーじゃん。同じ学校なんだし
しかも、今日、インターホン鳴らさなかったらお前遅刻だったぞ
逆にありがたく思われないといけねーじゃねーの?」


確かに!
私はこれに返す言葉がなかった。


「う?反撃してこねーの?」


『…だって合ってるもん。
それでね、反撃してばっかだったから
モテないのかなぁって思って』
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