私の恋

先生が学校の法則など
はなしている。

案外ゆるいんだ。
中学の時と大違い。
私は決まりに縛られるのが
嫌いだからラッキー。


と考えていると

トントンっ

後ろの人に叩かれた。
振り向くと可愛らしい子が

「私、安藤 美紅(あんどう みく)
よろしくね」

とニコッと話しかけられた。


思わず見惚れてしまった。


『っあ! わ、私 河野 弥生です。
よろしくお願いします。』


「タメでしょ?敬語はなしにしよ!
弥生ちゃん、可愛いし真面目そうじゃないから話しかけてみたかったんだ。
良かった、話しかけれて」


真面目そうじゃない?
うん?





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