この気持ちの向こうに
出会い
ジリリリリッ”
「やべぇーーーー!!!」
どうも、俺の名前は宇佐美藍。
今日からあの超有名男子校、黒薔薇学園に入学することになった。
自慢ではないがいちよ中学ではモテていた方だが恋というものを知らない俺は未だに恋人というものを作ったことがない。
まぁこれからは男子校だから恋を考えても無駄というものだ。
”ガチャッ”
「よし、かぎ閉めOK。いってきまーす!」
両親はただいま海外に出張中。
今度帰ってくるのは2年後らしい。
まぁ俺としては1人暮らしのほうが楽でいいんだけど・・・
ってこんなこと解説している場合じゃない!!
今はとりあえず遅刻を免れなければ。
”ギィーッ”
入り口で教師らしき人物が校門を閉めかけている。
「ちょーーっとまったぁーーー!!!」
”ガチャンッ”
超ギリギリ間に合った・・・
「君は新入生?」
校門を閉めかけていた教師らしき人物が俺に問いかけてきた。
「・・・そうっすけど・・・」
少し警戒しながら返事を返した。
「ふ〜ん・・・」
そう言うとその人物は俺に近寄り右手で俺のあごを上げた。
へ?・・・
この状況って何?
心の中で混乱しているとその人物はクスッっと笑い、耳元で囁いてきた。
「君、可愛いね。気に入った。」
き、気に入った?
気に入ったって?
その人物の言葉にはてなが続く俺。
「私の名前は北川泉。ここの数学を担当している。いつでも分からないことがあったら数学教師室にきてくれても構わないよ。もちろん、私に興味があってでもいいけど。」
そういって明らか変な空気をただよせている。
「は、はぁ・・・じゃあ俺はこれで・・・」
「はい。じゃあがんばって。」
そういって去っていく北川は明らか上機嫌だった。
「やべぇーーーー!!!」
どうも、俺の名前は宇佐美藍。
今日からあの超有名男子校、黒薔薇学園に入学することになった。
自慢ではないがいちよ中学ではモテていた方だが恋というものを知らない俺は未だに恋人というものを作ったことがない。
まぁこれからは男子校だから恋を考えても無駄というものだ。
”ガチャッ”
「よし、かぎ閉めOK。いってきまーす!」
両親はただいま海外に出張中。
今度帰ってくるのは2年後らしい。
まぁ俺としては1人暮らしのほうが楽でいいんだけど・・・
ってこんなこと解説している場合じゃない!!
今はとりあえず遅刻を免れなければ。
”ギィーッ”
入り口で教師らしき人物が校門を閉めかけている。
「ちょーーっとまったぁーーー!!!」
”ガチャンッ”
超ギリギリ間に合った・・・
「君は新入生?」
校門を閉めかけていた教師らしき人物が俺に問いかけてきた。
「・・・そうっすけど・・・」
少し警戒しながら返事を返した。
「ふ〜ん・・・」
そう言うとその人物は俺に近寄り右手で俺のあごを上げた。
へ?・・・
この状況って何?
心の中で混乱しているとその人物はクスッっと笑い、耳元で囁いてきた。
「君、可愛いね。気に入った。」
き、気に入った?
気に入ったって?
その人物の言葉にはてなが続く俺。
「私の名前は北川泉。ここの数学を担当している。いつでも分からないことがあったら数学教師室にきてくれても構わないよ。もちろん、私に興味があってでもいいけど。」
そういって明らか変な空気をただよせている。
「は、はぁ・・・じゃあ俺はこれで・・・」
「はい。じゃあがんばって。」
そういって去っていく北川は明らか上機嫌だった。