「おはよう」その一言が今日も言えなくて
見ているだけ
夏間近なのに、まだ少し肌寒い風。
でも…君の周りのオーラはもう、綺麗なブルー…

私、篠崎 蛍。ごく普通の高校2年生。

私は今恋をしている。お相手は…同じクラスの市川 伊御君。
市川君は、皆に人気。何で私が、市川君に恋をしたのかというと…

中学卒業の日…

卒業式が終わって、皆泣いていた。私は、人前で泣くことなんかは絶対に無理。

唯一涙が見せられるのは、友人の笹木 佳奈子。その日はさすがに佳奈ちゃんも泣いていて、それ所ではなかった。

私は、体育館裏で一人で泣こうと決めていたけど、堪えきれなくなって行く途中で泣いてしまった。

誰も居ないと思っていた体育館裏に人影が…彼はすぐにきずいた。

涙を拭おうとしたけど、拭いきれなかった。

君は私に綺麗な青色のハンカチを貸してくれたね。
< 1 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop