始まりはあなたの奏でる音。
私は慎哉くんを押し返した。
「え!?なんで!?」
「結愛ちゃんがちゃんとメール見て俺に会いに来てくれたんでしょ?」
「え?メール?」
「昨日送ったじゃん!」
「昨日?」
私は昨日のいたずらメールを思い出した。
「もしかして、これですか?」
私は昨日のメールを見せる。
「あー。うん。それそれ。」
私は慎哉くんのとなりにあるベースが目に入った。
「さっきのベースって慎哉くん?」
「あぁ、結愛ちゃんがなかなか来ないから、練習してたんだ。」
「やっぱり慎哉くんって…」
「俺が、何?」
「慎哉くんって、“ベースの王子様”みたいだなって思って。」
私はそこまで言って、自分が何を言っているのか気がついた。
「え!?なんで!?」
「結愛ちゃんがちゃんとメール見て俺に会いに来てくれたんでしょ?」
「え?メール?」
「昨日送ったじゃん!」
「昨日?」
私は昨日のいたずらメールを思い出した。
「もしかして、これですか?」
私は昨日のメールを見せる。
「あー。うん。それそれ。」
私は慎哉くんのとなりにあるベースが目に入った。
「さっきのベースって慎哉くん?」
「あぁ、結愛ちゃんがなかなか来ないから、練習してたんだ。」
「やっぱり慎哉くんって…」
「俺が、何?」
「慎哉くんって、“ベースの王子様”みたいだなって思って。」
私はそこまで言って、自分が何を言っているのか気がついた。