Destiny

プロローグ

あの頃私は必死だった。


ただただあなたが大好きで、
あなただけに恋をしたいて、
あなただけしか見えていなかった。


『運命の人』がいることはなんとなく信じていた。


具体的にどんな人かはまったく分からなかったけれど。


そして…あなたに出会った。


初めて会ったはずなのに
一度どこかで出会ったことがあったような気がして
直感だったけどあなたと結ばれる予感がして



初めて『運命の人』に出会った。



周りからしたら、バカげた話かもしれない。


でも私は本気だった。







…本気だったよ…