プレイボール~始まりの合図~
僕は、周りの雰囲気にのまれてしまって応援すらできなかった。



ただ、じっとグラウンドを見つめていた。



迫力あるプレーの数々に心が弾けそうなぐらい魅了されていた。



こんな世界があるのかって、8歳の僕が言ってしまう程にただただ魅了されていた。



どんどん進んでいく試合。



風船を飛ばしたり、花火が上がったり、なんか遊園地の施設にきたみたいだった。


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