プレイボール~始まりの合図~
練習でユニフォームは、いつものように汚れている

でも、僕のニヤついた笑顔は輝いていた。

サッと帰る準備を進めていると、ヒロシが近づいてきて尋ねてきた。


「明日、僕達試合に出れるのかな・・・」


不安の表情を浮かべてるヒロシ

確かに、ヒロシの不安は僕も少し感じている。

僕達は、まだ4年生だし、チームに入って間もないし、、


「大丈夫だよ!きっと・・・」


なんの根拠もなく僕はヒロシの肩をポンポン軽く叩きそう言った

その言葉にヒロシは少し頷きため息まじりで帰る準備を始めた

ヒロシの準備を待ってると、監督が僕に近づいて来た


そして、


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