プレイボール~始まりの合図~
「マコト君!…ちょっと良いかな?」


そう話しかけてきたのは、タオルを肩にかけた幸枝さんだった


「えっ?」


「ちょっと話たい事があるの。ヒロシ君、ちょっとマコト君借りるね。」


ヒロシは遠慮なくどうぞと言わんばかりに僕の背中を押し、そっと


「先に帰るよ。ごゆっくり~」


呟きグラウンドから去って行った


話たい事ってなんだろう、、、


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